京浜東北線川口駅から徒歩8分の所にある川口神社は静かでとても落ち着いた雰囲気。時代時代に寄り添って今でも長閑にたたずむ神社では、物を大切にする気持ちを思い出させてくれました。では、行ってみましょう!
目次
川口神社をバーチャル体験
まずは大きな鳥居から。一礼して中に入ります。
の前に。鳥居の手前は公園になっています。右手にはブランコ、左手には滑り台があります。
鳥居をくぐったら狛犬がお出迎えしてくれます。ここの狛犬は参拝者に向かって置かれていますね。エジプトのスフィンクスみたい。
川口神社の大きな文字が。
狛犬を通り過ぎて、さらに進みます。早朝でしたが箒で境内を掃除されている方が。地元に愛されている神社なんだな。
まずはお参りから。
見返り狛犬
拝殿近くの狛犬。今度は首だけ参拝者の方を向いています。なんだかドラマティックな表情をしていると思いませんか。
だんだん舞台役者に見えてきました。
浅間神社
富士塚もあります。てっぺんには浅間神社と書かれた塚が。
包丁塚
川口らしい塚を発見。新しい包丁を手に入れたらご祈祷(入魂)することで、切れ味が良くなる/古い包丁は怪我をしないように祈りを捧げる。ものを大切にする日本の心を感じます。
末社
梅ノ木天神社
闘牛のような鋭い角を持った神牛が鎮座しています。福岡の太宰府天満宮にも似たような神牛がいらっしゃいます。
八雲社
八雲社の社殿は1707年(江戸時代中期、宝永4年)の建立と言われています。300年以上前に建てられた社殿が残っているなんてすごいですね。
杉山稲荷神社・第六天社・石神井社
鳥居の向こうに夫婦のような二本の木
こちらは境内右側にある鳥居からのショット。二本の木がまるで夫婦のよう。思わずシャッターを切ってしまいました。
川口神社は地元の歴史に寄り添ってきた神社。それは末社を見てもわかります。鋳物の街に古くから根付いた「もの」を大切にし感謝する気持ち。変わりゆく日本でも変わらない慣習を未来に残したくなる、そんな気分にさせてくれた神社でした。
川口神社 Data
創建年 | 天慶年鑑(てんぎょうねんかん:西暦940年前後) |
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ご祭神 | 素戔嗚尊(すさのおのみこと) 菅原道真公(すがわらのみちざねこう) 宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと) 保食命(うけもちのみこと) 金山彦命(かなやまひこのみこと) |
縁の人物 | 特になし |
ご利益 | 厄除け・良縁・縁結び・家内安全・学問・五穀豊穣・金属の神様 |
HP | class=”rankinginfo”http://kawagutijinja.sakura.ne.jp/index.html |
住所 | 埼玉県川口市金山町6-15 |